REPORT
活動報告

第3回総会₋医療講演会₋ 2024年6月8日(土)ー 対 談 ー

講演会を終えられた梶川麻里子先生にお話を伺いました

福本敏子先生:
本日は、「新薬開発と製薬企業における医師の役割」をテーマに、わかりやすくお話いただきありがとうございました。医師としてご勤務の後、世界的な製薬企業に入社され、キャリアを積んでこられた流れや薬品開発のご苦労がよくわかりました。会場でご参加の皆さんもとても熱心に聞いておられましたね。質疑応答も多く、反響が大きかったですね。
ご講演を終えられて、今のお気持ちを聞かせていただけますか?

福本敏子先生と梶川麻里子先生01

梶川麻里子先生:
専門分野やキャリアの異なる多様な参加者の皆様に少しでも興味を持っていただけるように、役員の神吉佐智子先生からのご助言も頂き、新薬開発の概要や、製薬業界で働く医師の役割等を駆け足ですが話させていただきました。講演後の質疑応答では、的を射た質問を頂き、「伝わってる!」と嬉しかったです。
福本敏子先生:
図が多く、とてもわかりやすいお話でした。会場とウェブでご参加された皆様へ、メッセージをいただけますか?
梶川麻里子先生:
今回で3回目の参加でしたが、毎回様々な分野で活躍されている方のお話を聞き、皆さんの近況報告に大きく感銘を受け、パワーを貰い、充実した楽しいひと時を過ごせています。役員の先生方のご尽力と、母校が繋いでくれる縁に感謝です。
福本敏子先生:
こちらこそ、梶川先生にいつもご参加いただき、とても嬉しく思っています。
最後に、本学卒業生へ、メッセージをいただけますか?
梶川麻里子先生:
ふり返ると、その場の勢いと縁に導かれて、学生時代に描いていたキャリアとは、かなり違う場所にいる気がしますが、今の場所で視える風景を楽しんでいます。卒業後随分と経ちますが、在学中に学んだことや経験が私を形成しているな、と折々感じます。大阪医大の名に恥じないよう、今後も微力ながら医療に貢献したいと思います。
福本敏子先生:
本日は誠にありがとうございました。梶川先生の今後のご活躍を役員一同、楽しみにしています。

福本敏子先生と梶川麻里子先生02

梶川麻里子先生

バイエル薬品株式会社 執行役員・研究開発本部長

【ご略歴】
  • 1992年 大阪医科大学卒業
  • 1992年 神戸市立中央市民病院 内科 レジデント
  • 1994年 神戸市立総合病院 内分泌学・糖尿病内科 シニアレジデント
  • 1997年~2001年 京都大学大学院医学研究科 博士課程
  • 2001年~2005年 京都桂病院 内分泌学・糖尿病内科 副医長
  • 2005年 バイエル薬品株式会社 開発本部 クリニカルリーダー
  • 2018年 バイエル薬品株式会社 研究開発本部長 (現在に至る)
【専門医】
日本内科学会総合内科専門医、日本内分泌学会専門医