第4回総会₋医療講演会₋ 2025年6月14日(土)ー 対 談 ー
講演会を終えられた髙瀬 泉先生にお話を伺いました
- 福本敏子先生:
- このたびは遠方よりお越しいただき、また臨床法医学についてご講演いただき、ありがとうございました。講演後、会員からも非常に多くの反響がありました。なかなか伺う機会のない貴重なお話に、参加者一同、大変感銘を受けております。
- 髙瀬 泉先生:
- こちらこそ、このような機会をいただき、心より感謝申し上げます。
同門の先生方の前でお話しできたこと、またそのようなお声をいただけたことを大変光栄に思います。
- 福本敏子先生:
- 臨床法医学は、非常に責任の重い分野ですね。
実は私、大阪Ⅱゾンタクラブという奉仕団体に所属しておりまして、2年前にそのクラブにSACHICOの幹部の方々をお招きし、活動のお話をうかがう機会がありました。その際に活動内容に非常に心を打たれたのですが、その立ち上げや運営に髙瀬先生が深く関わっておられると知り、大変驚きました。
- 髙瀬 泉先生:
- そうだったのですね。ご縁の不思議さを感じるとともに、活動をご理解いただいていることを大変うれしく思います。
ワンストップセンターは、被害者の方にとって非常に有用な支援の場ですので、今後もこのような仕組みがより多くの地域に広がっていけばと願っています。
- 福本敏子先生:
- 本当にそうですね。会場でご参加された皆様へメッセージをいただけますか?
- 髙瀬 泉先生:
- ご多用のところ、また、猛暑のなか、会場でお耳をお傾け下さいましたことを誠に有り難く存じました。同級生や部活動の諸先輩方もお駆けつけ下さり大変嬉しゅうございました。
母校の先生方とのご縁を大切にしたいという思いを改めて強く抱く機会となりました。
今後ともお見知り置き下さいますようよろしくお願い申し上げます。
- 福本敏子先生:
- 有難うございます。最後に、本学卒業生へメッセージをいただけますか?
- 髙瀬 泉先生:
- 卒業生の先生方におかれましては、各々の場でご活躍のことと存じます。
母校の在学生や若い先生方へのサポートなどご一緒できましたら幸いに存じます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
- 福本敏子先生:
- 本日は誠にありがとうございました。先生の今後ますますのご活躍を、役員一同、心よりお祈り申し上げます。
髙瀬 泉先生
山口大学大学院医学系研究科法医学講座教授
- 【ご略歴】
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- 1998年 大阪医科大学医学部卒業
- 1998年 東京大学大学院医学系研究科(法医学)入学
- 1998年5月~1999年3月 公立神崎総合病院 外科・胃腸科・肛門科 研修医
- 2002年 大阪医科大学法医学教室 助手
- 2004年 東京大学大学院医学系研究科(法医学)修了(医学博士取得)
- 2006年 滋賀医科大学社会医学講座法医学部門 助手
- 2007年 京都大学大学院教育学研究科修士課程(臨床心理)
- 2008年 滋賀医科大学社会医学講座法医学部門 学内講師
- 2009年 京都大学大学院教育学研究科修士課程(臨床心理)単位取得後退学
- 2009年 山口大学院医学系研究科(法医学分野) 講師
- 2013年 山口大学院医学系研究科(法医学分野) 准教授
- 2020年 山口大学院医学系研究科(法医学分野) 教授 (現在に至る)
- 【所属学会】
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- 日本法医学会(法医認定医・法医指導医) 日本子ども虐待防止学会
- 日本SIDS・乳幼児突然死予防学会(症例検討委員) 日本犯罪学会 日本法医病理学会
- 法医中毒研究会 アルコール医学生物学研究会